可倒自立機構部耐久試験
~従来品とは異なる方法での自立機構~
考察結論
先に結論から。。従来品と異なり本体の柔らかさで復元するのではなくチェーン+バネ機構で自立します。
本体自体は多少硬いため少し心配される方がいらっしゃいますが実験検証の結果、車両に対する影響等従来品と同程度と判断できるものでした。また耐久性についても問題ないものとなっています。
本体自体は多少硬いため少し心配される方がいらっしゃいますが実験検証の結果、車両に対する影響等従来品と同程度と判断できるものでした。また耐久性についても問題ないものとなっています。
実車衝突試験
試験目的:実車による衝突を想定した連続衝突荷重耐久性能を確認しました。
衝突形態1:バンパー部との衝突
試験条件
・負荷荷重…………車両重量 2ton
・負荷速度…………85km/h
・耐久回数…………500回
・負荷速度…………85km/h
・耐久回数…………500回
衝突形態2:タイヤによる踏みつけ
試験結果
500回衝突後、本体塗装・反射テープに一部損傷がみられるが、試験後も可倒自立機構の作動に異常は無い。(直立回復性を確認)
耐久性試験
試験目的:クレーン車による踏みつけ・据え切りを想定した連続荷重耐久性能を確認しました。
試験形態1:タイヤによる踏みつけ
試験条件
・車両仕様…………26.40トンラフタークレーン
・負荷輪重…………6.6トン/1輪 片側2輪
・運転回数…………往復200回
・試験回数…………計800回踏み付け+20回据え切り
・負荷輪重…………6.6トン/1輪 片側2輪
・運転回数…………往復200回
・試験回数…………計800回踏み付け+20回据え切り
試験形態2:タイヤによる踏みつけ・据え切り
試験結果
各々形態の試験後、本体塗装、反射テープに一部損傷がみられるが、試験後も可倒自立機構の作動に異常は無い。(直立回復性 合格判定)